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よみがえる緑 九州大学新キャンパス造成地で採用された SF緑化工法

福岡市西区元岡・桑原地区で九州大学の新キャンパス造成及び建設工事が急ピッチで進められています。松本組は造成工事の他、基幹整備(共同溝・排水)研究教育棟新営工事等に参画していますが、今回紹介する工事は「緑の復元」です。
多様な緑の復元を容易に実現
緑化写真02九州大学新キャンパス造成地で松本組が取り組んだのは「SF緑化工法」と呼ばれる自然の再生工法です。「SF緑化工法」とは、裸地斜面に自然と同じ団粒構造の表土を再生し、植物を種子から導入して樹林化する緑化工法です。この工法は降雨などで侵食されない堅牢で、しかも通気性のある生育基盤を造るので、木本植物の計画的導入が確実になり、自然と調和する緑の復元・修景緑化・環境保全のための緑化など、多様な緑の復元要請に、容易に対処することができます。九州大学新キャンパス造成地では道路法面や調整池法面などで「SF緑化工法」が採用され、また、比較検討のために「SF緑化工法」以外の再生法も行われていましたが、他の再生法では表面の土が乾燥してひび割れているものや、はがれているものも見受けられ、しっかり根を張った「SF緑化工法」の土壌保持効果が際立っていました。

SF緑化工法の概要
種子を混ぜた泥を斜面に吹き付ける
粘性の土壌を一旦泥状化し、土壌の一次粒子と長い鎖状をした超高分子(団粒剤)と空気を吐出時に混合反応させながら、さらに連続繊維をからみあわせ、強い高次団粒構造の形成と疑似根系による土壌保持効果の優れた緑化基盤が造成できる工程をシステム化し、はぎ取られた自然の表土を、安全な施工によって安心して復元します。施工には、客土材料と団粒剤と空気を混合する装置を持った吹付機「ソイルシーダー」と連続繊維の供給機「ヤーンショルダー」とを使用。斜面にぶら下がっての施工でなく、斜面の下から安全に吹付けできるという特徴があります。

植物の生育に適した自然表土と同構造の生育基盤
結合力が強く流れにくいだけでなく、大小の間隙をあわせ持つため、小さい間隙で水分/養分を保持しながら大きい間隙で水ハケと通気性を確保。植物の生育に適しています。



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