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「スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店」竣工

『スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店』が竣工し、2011年12月16日にオープンしました。


手掛けてくださったのは、企画はアート・プロデューサー伊東順二先生、設計は日本を代表する建築家・隈研吾先生です。太宰府天満宮表参道という歴史・文化を象徴する特別な立地環境の街の中に、「自然素材による伝統と現代の融合」をコンセプトに特徴のある店舗に仕上がりました。
店舗の入口から店内にかけて伝統的な木組み構造が取り入れられ、その木組みそのものがデザインとなっています。

杉の角材がひし形に連続的に組み合わされ、壁や天井を覆いつくす様は、一杯のコーヒーが醸し出す憩いをより膨らませ、一見(一休み)の価値ありです。

また、同店には2つの庭が設けられ、参道に面した前庭は街とのつながりを、店内を進んだ先の奥庭は、太宰府天満宮のシンボルである梅の木を植えることで自然とのつながりが感じられるスペースとなっています。

前日に行なわれましたオープニングイベントにスターバックスコーヒージャパンの関根純代表取締役最高経営責任者が出席され、「日本のスターバックスコーヒーで最高の店舗と思っている。街全体の活性化につながれば」と絶賛頂きました。

太宰府の新たなシンボルとして、地元の人々はもとより、遠方からの参拝客も魅了することは間違いなさそうです。

松本組にとっては、2010年4月にオープンした『福岡大濠公園店』に続くスターバックスブランド工事です。同店は、『福岡市都市景観賞』『AIA(アメリカ建築家協会)名誉賞』を受賞しました。

『太宰府天満宮表参道店』が、今後どのような賞をいただけるか、社員一同楽しみにしています。


〔施工を担当した穴井現場所長 談〕

隈研吾先生の設計ということで、細部にわたりこだわりがあり製作・施工の際に非常に苦労しました。特に困難を極めたのは、構造部材であり、デザインでもある6cm角の杉材をひし形に連続的に組み合わせる木組みでした。

主材となる杉材はヤング率(木のたわみにくさを表す数値)の指定があり、これが市場では入手できないくらいの等級でしたので、熊本県の実績のある山から原木を厳選することにより、指定の条件を満たす材料をそろえることができました。


その後、長さ4mから1mの部材2000本を220通りに加工し、その加工材を番号管理し、順番通りに1本1本編み込んでいきました。取り付けた部材の総延長は4kmにもおよび、まるで巨大な連続する知恵の輪のようでした。施工は困難を極めましたが工事に携わっていただいた皆様のご協力によりすばらしい建物が完成しました。わたくしにとってもいろいろな面で成長できた工事だと思います。太宰府天満宮にお寄りの際は、是非お立ち寄りください。

写真提供 : 西川公朗写真事務所



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