社報LEVEL
10月16日開館の九州国立博物館 公開直前レポート

九州国立博物館の魅力にひと足早く出会える見学会が1月から3月末まで開催されました。松本組も敷地造成工事や太宰府天満宮との連絡トンネル工事などで関わりがあることから、LEVELでも公開準備の進む現地を訪れました。
デザインは山そのもの、自然と共に在る博物館
太宰府天満宮の森の向こうに、威風堂々の姿を見せる九州国立博物館。ウエーブのかかった印象的な外観には「山に囲まれた太宰府の景色と溶けあいたい」という願いが込められています。ガラス張りの側壁は周囲の緑を映し、自然と共存する博物館を目指したデザインです。ちなみに、建物の大きさは、高さ 36m、長さ170m以上で、これは、現存する4つの国立博物館の中で最もビッグサイズだそうです。
山のような博物館の館内には森がある?
そんな建物の中に一歩入ってみると、エントランスホールは3階までの高い吹き抜けに、塔のようなエレベーターが迫力です。天井に張りめぐらせた無数の木々は、杉の間伐材を利用したもの。その木々に、降り注ぐのは、ガラスの壁から差しこむ陽光。山がモチーフの博物館に入ったら、中には明るい森がある。もしかすると設計者は、そんなストーリーを考えていたのかもしれません。
子どもたちも通いたくなる体験型の博物館
「体験できる」ことも、九州国立博物館の大きな特徴のひとつです。なかでも注目はアジアの広っぱこと「アジッパ」。アジアの国ごとのブースに、それぞれの民俗衣装や楽器などが置いてあり、自由に手に取って遊べる仕組みになっています。見るだけでなく手に触れることによって、子どもたちのアジア文化への興味もグンと増すに違いありません。
どんな展示が待ってるのか気になる展示室をチェック
4階の「文化交流展示室」では“海の道アジアの路”をテーマに、日本とアジア諸国の文化交流の歴史を探ります。いちばん大きな基本展示室を取り囲むように14もの関連展示室があり、好きな時代・関心のあるテーマを集中的に見ていけるのも特徴。3階の「特別展示室」では、さまざまな特別展を計画中。九州国立博物館の収蔵品に加え、国内外の優品を集めた展示会が年5回行われる予定だそうです。
国博と天満宮結ぶ「アクセス道」ほぼ完成。
全長30メートルのスカレーター、出入り口は神社型屋根デザイン

九州国立博物館と太宰府天満宮を最短で結ぶ「天満宮アクセス」の工事も完成しました。天満宮境内からエスカレーターで斜面を登り、「歩く歩道」のある歩行者専用トンネルを通って国博へ。歩行者専用トンネルまでの高さは地上から18メートルもあり、傾斜角30度の急斜面。この斜面に全長約30メートル、幅 1.5メートルの上下のエスカレーターを設置したもので、車いす専用の二人乗り昇降機と幅3.5メートルの階段も併設。出入り口は神社型屋根のデザインを採用しています。

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