社報LEVEL
軌道特集

松本組が取り組んでいる熊本市営電車、福岡市高速鉄道3号線、西鉄大牟田線花畑駅付近連続立体交差事業の3つの軌道工事をご紹介します。
■松本組熊本支店の初受注となった熊本市営電車の軌道工事が行われました。
松本組熊本支店開設から一年。念願の熊本市営電車の軌道工事を手がけることになりました。路面電車の軌道工事を松本組が担当するのは、福岡市内線以来、実に20数年ぶり。1月18日夜に行われた(祇園橋仮線)軌道工事には、松本優三社長も現場を訪れ、作業を見守りました。

■祇園橋の架替工事にともなう軌道工事。
祇園橋仮線軌道工事の現場はJR熊本駅から約350m、祇園宮(現北岡神社)の南東に位置する祇園橋の周辺です。祇園橋は1902年に架設され、熊本市営電車運行のため、1918年に熊本県内最初の鉄筋コンクリート橋に架け替えられました。熊本県の熊本都市計画道路事業によって祇園橋が再度架け替えられることになり、そのための軌道撤去、仮線敷設及び軌道切替え工事を、松本組が担当することになったのです。祇園橋一体は片側2車線の大きな道路に整備されます。
井上義孝熊本支店長インタビュー
LEVEL:
熊本支店開設から一年経ちました。どのような一年でしたか?

井上
振り返るともう一年。早かったな、というのが実感です。現在は私と小田次長、現場担当の薙野課長と井上雅章、事務の山本の合計5名ですが、開設した当初は、ひとりで見知らぬ道を迷いながら走り回り、事務所設置届けや事務員採用を行いました。ただ、ここで助かったのは、事務員に採用した山本の土地勘。事務用品等がそろう所もよく知っていて、良い助言をしてもらいました。おかげで、きれいな事務所になりました。 熊本支店で指名願い提出のため、熊本県内を走り回りました。おかげで熊本県全体の市町村が分かるようになりましたよ。この一年は、熊本にも松本組があると認識してもらうためにどたばたと走り回った一年間でした。

LEVEL:
現在取り組んでいる工事について教えてください。

井上:
店開設から一年以内に、小さい工事でいいから受注を目標に頑張ってきました。幸いにして、熊本市交通局から軌道工事を受注できたことは、とてもうれしかったです。 この工事は、熊本駅付近の交通量の多い場所で、しかも夜間工事が大部分です。現場担当の薙野課長と井上雅章に頑張ってもらっています。熊本支店初の受注ということで、1月18日の上り線切替工事では、松本社長も夜間作業の取り掛かりミーティングに参加して、線路が連結するまで立ち会ってもらいました。作業はあと少し残っていますが、最後まで無事故・無災害で熊本市交通局に引き渡したいです。

LEVEL:
熊本での生活の感想と、今後の目標を聞かせてください。

井上 :
誰一人として知人・友人がいないところへ来て、どのように営業していこうか迷っていたところ、同級生や福岡・佐賀時代に知り合った営業マンから紹介を受け、少しづつ人の輪が広がっていきました。うれしかったですね。私はこれまで、本社、久留米営業所を経て鳥栖営業所の新設と熊本支店の新設に携わってきました。もし、花の東京支店まで行けば、支店を全て制覇することになります(笑)。しかし今は、熊本支店の実績を上げていきたいですね。
■福岡市交通局発注 福岡市高速道路3号線軌道工事
■橋本〜梅林間及び車両基地内の軌道工事を進めています。
福岡市地下鉄3号線は、福岡市西南部と都心部を結ぶ福岡市で3番目の路線です。前号では天神工区の取材を行いました。松本組は橋本〜梅林間と橋本の車両基地内の軌道工事も担当しています。地下鉄3号線沿線には福岡大学や九州大学、金山団地や茶山の住宅街が控えています。開通後は周辺の交通渋滞が緩和されるとともに、多くの通学・通勤客が見込まれます。先日取材した工事状況と軌道工事の流れを、ピックアップしてまとめました。
地下鉄3号線の駅名が正式決定しました。
これまで仮称だった地下鉄3号線の全駅名が決定しました。仮称から変更があったのは、2駅。松本組が工事を担当している「天神」が「天神南」に、「薬院西」が「薬院大通」となりました。駅名の決定については、駅がある町名を基準に「誰もが分かりやすく、簡略で覚えやすいもの」というテーマで検討されてました。
事故防止のため、全駅にホームドアを設置。
地下鉄3号線の大きな特長となるのが、全駅に設置される「ホームドア」。東京や京都の地下鉄にはすでに導入されています。通常は閉じている腰の高さほどのホームドアが、電車が駅に到着して開いた扉と連動して開くことで、ホームからの転落事故や電車との接触事故を未然に防ぎ、安全性を高めます。

西日本鉄道株式会社発注 西鉄天神大牟田線 花畑駅付近連続立体交差事業
仮線の軌道こう上作業を行っています。
1998年から工事が進められている花畑駅付近連続立体交差事業は、久留米〜津福間の線路と、花畑、試験場前の2つの駅を高架化することで、その間の6 カ所の踏切を廃止するものです。この事業により、渋滞や踏切事故の解消、線路によって分断された街の一体化が期待できます。完成は2005年の5月予定。これまでに松本組は、高架の橋脚9基、橋台1基、擁壁128mを施工し、LEVELでも仮線工事の様子や深夜の仮線路切替え作業の様子をレポートしてきました。
 現在、西鉄天神大牟田線久留米〜津福間は、2001年6月に切替工事が行われた仮線上を運行中。現場では、終電から始発までの夜間、仮線の軌道を一回に75mmずつ上げる軌道こう上という作業が継続的に行われています。これは、仮線を高架の高さにできるだけ近づけて、高架への軌道切替作業をスムーズに行えるようにするためです。
 今後の予定としては、5月に高架の上部工が終了。12月頃に、軌道の敷設工事が開始される予定です。


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