社報LEVEL
SPR工法の受注拡大をめざす 開発事業部 開発事業部部長 植木明に聞く。

以前から松本組は、日本SPR工法協会九州支部の事務局として、その普及につとめてきました。このたび、SPR工法を柱としたビジネスに本格的に取り組むこととなり、開発事業部を設立。初代部長・植木明に開発事業部新設のいきさつ、抱負をたずねました。

■会社の一事業としてSPR工法に取り組む。

LEVEL
今年新たに設立された開発事業部ですが、まずはその役割を教えてください。
植木
SPR工法(管更生工法)、SF緑化工法。この2つの工法に会社の一事業として取り組んでいくというものです。
LEVEL
これまでは、営業部にSPR工法協会の九州支部が設置されていました。
植木
正確にいいますと、日本SPR工法協会というのがあり、九州支部の事務局を松本組で担当しておりました。SF緑化工法についても福岡県 のSF緑化工法協会の事務局をしておりました。現在は九州地区SF緑化工法連絡協議会という組織になっていて、そちらの事務局も松本組が担当しておりま す。
LEVEL
開発事業部のメインとなるSPR工法ですが、一昨年の12月に福岡ドームで行われた「建築技術フェア2000」に、SF緑化工法ととも ににブースを出展していましたね。施工ビデオや実際の機材を見ることができたので、とても印象に残っています。SPR工法の特徴や利点を教えてください。
植木
一番の特徴というのは、下水管の更生工事を、開削せずに、しかも水を流しながらできるということです。これが大きな特徴ですね。
LEVEL
工事中に下水を止めなくてよいということですか。
植木
そうです。既設管の内部にプロファイルをら旋状に入れまして、管とのすき間を高強度のモルタルで埋めていきます。しかも、強度は従来の ヒューム管以上になります。また管径に応じてプロファイルの幅は違ってきます。松本組が施工権を取得しているのは、小中口径タイプのSPR工法(元押し式 製管工法 既設管径250〜1500・)と、大口径タイプのスーパーSPR工法(自走式製管工法 既設管径1500〜5000・)のふたつです。
LEVEL
SPR工法は、どんな形の下水管にも対応できるのですか?
植木
自由断面SPR工法であれば、四角形や円形などの全ての断面に対応でき、また最高5000・の管径まで対応できます。500・以下の管 につきましては、新しくオメガライナー工法(形状記憶塩ビ管更生工法)という技術が開発されています。これはΩ型(に形状記憶された)塩ビ管を既設管に引 き込み、蒸気で加熱して円形に復元して管を更生する工法です。これで、小口径から大口径までの全ての管に対応できるということですね。現在松本組は、自由 断面SPR工法の施工を4月に取得予定です。将来的にはオメガライナー工法の施工取得も目標に定めています。
LEVEL
なおいっそう、技術も仕事も幅が広がるということですね。
植木
そうです。現在、全ての管路に対応していける体制作りを進めています。その体制というのが、施工を自前で行おうという方針なのです。材料も工事も全て外注するのではなく、自社で全ての工事を施工しようということです。

■施工体制を整え九州全土から受注。

LEVEL
開発事業部の今後の展開はどうでしょうか?
植木
まずは小口径から大口径までの施工体制を整え、エリアを広げ、新しく開拓していくことが最終的な目標です。まずは、SPR工法の紹介を 兼ねた挨拶に回っていますが、まだまだ「知らない」というのが8割ですね。これから出てくるであろう下水管の問題点について、SPR工法がありますよとい うことを、どんどん宣伝してまわらなければいけませんね。
LEVEL
まだ、ほとんど知られていないんですね。
植木
SPR工法という管更生工法があることは、福岡市周辺や北九州市周辺の自治体や九州の主要都市では知られています。ただし、まだ試験的に導入されている段階ですね。
LEVEL
まだ知らない所が多いということは、逆にこれから開拓できるということですよね。SPR工法はメンテナンスです。これからはメンテナンスの時代といわれていますから、需要はどんどん出てきますよね。
植木
国も補助事業として乗りだしています。2002年6月以降についての新しい設計の指針ができていますので、今までやっていなかった市町村の管路の調査を始めて、傷んだり耐用年数の過ぎた箇所の工事が増えてくると予測しています。
LEVEL
受注の見通しは?
植木
受注額は年々、億単位で増えていくのではないかと考えております。3人のスタッフでスタートしましたけれども、増員も視野に入れて頑張っていきます。会社に大きな投資をしてもらっている以上、責任と自覚、意欲をもってやっていく気持ちでおります。
LEVEL
最後に一言、今後の抱負をお願いします。
植木
まずは施工体制を確立し、九州であればどこでも仕事ができる仕組みを作らなくてはいけません。早く受注ができて、利益を生めるようにな りたいと思います。2002年度中に結果を出して、会社の事業の柱のひとつとして早く役立ちたいと考えています。皆さんのご協力も、よろしくお願いしま す。

■スタッフにも抱負を語ってもらいました。
赤司 好美 開発事業部係長
この事業を始めてよかったと思えるように。そう思えるのは何年も先になるだろうが、来年の今ごろには、成長の跡が見えるようにしたいですね。
毛防子 真治 開発事業部上級主任
自分が担当することになって、本当に責任を痛感しています。今年はたくさんの人に会って守備範囲を広げ、営業をしつつ工法技術の勉強をします!とにかく、その両立をめざして頑張ります。


■松本組SPR工法施工事例

◎徳前地区管渠改良工事
【工事場所】飯塚市大字徳前地内
【既設管径】500mm
【施工距離】21・5m
【工事期間】1998年6月〜7月
◎博多(上川端町)地区下水道築造工事
【工事場所】博多区上川端地内
【既設管径】750mm、900mm
【施工距離】5・2m、55・9m
【工事期間】1998年7月〜1999年1月



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